
6月28日~30日、毎年恒例の
国際ボランティア・カンファレンス がニューヨークで開かれ、ハンズオン東京からは、スタッフの古田リバーと戸賀崎聖子が参加しました。
このカンファレンスは、全米各地、さらには世界各地のボランティア団体から約5000人が集まって行われる大規模なもので、期間中、ボランティア活動に関する様々なセッションが100種類以上開かれ、そこで新たな情報を得たり、意見交換を行なうことができる大規模なものです。

オープニング・セレモニーでは、アメリカの有名なモーニング・ショーのパーソナリティーであるアル・ロッカー&ルビー・ディーの司会のもと式典が行われ、ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長ご本人が挨拶に登場したり、オバマ大統領夫人からのメッセージビデオが流れたりと、このカンファレンス、そしてボランティア活動そのものに対する政府、行政からの支援の大きさも実感することができました。
私たちは3日間で合計19種類のセッションに参加し、ボランティア活動を円滑に進めるためのより良い手段、活動を広く知ってもらうためインターネットやメディアを有効活用する方法、若者のボランティア精神の向上の大切さとその手段など、様々なカテゴリーについて学ぶことができました。さらに、ハンズオン・ネットワークに所属する世界各国の代表の方(ハンスオン・ネットワーク・シカゴ、ハンズオン・マニラ、シンガポール、香港、アムステルダム、リオ・デ・ジャネイロ、ミラノ)との朝食ミーティングにも参加しました。このミーティングではそれぞれの支部が抱える問題点を出し合い、解決するための熱い意見交換が行われ、私たちも大いに刺激を受けました。
また、会期中には、このカンファレンスのスポンサーであるアメリカの大型スーパーチェーン"ターゲット"主催のパーティーが開かれました。
パーティー会場の一角には貧しい(学校に通う)子ども達に配布する15万食分の支援物資の梱包を手伝うためのフードバンク・コーナーが設けられ、参加者はみな、パーティーを楽しむ合間にダンボール箱を持って列を作り協力します。もちろん私たちも並んでお手伝いしてきました。

このパーティーで何より印象的だったのは、参加者が皆、長い行列を作って待っている間も、会場に流れる音楽にのって体を動かしたり、ターゲットのスタッフとハイタッチをして声をかけあったりと、本当に楽しそうにやっている、ということでした。そして、1人わずか5分~10分の貢献でも、1000人、2000人と集まれば、あっという間に何千個もの支援物資の梱包が完了するという、人数のパワーにも圧倒されました。
今回のカンファレンスを通して、充実したボランティア活動を行なうために必要な多くのノウハウを学ぶことができたことに加え、ハンズオン東京が目指している「心から楽しみながらできるボランティア活動」の大切さ、を改めて実感することができました。 楽しみながら活動を行なうことによって、ボランティアをする側と受ける側の壁が取り払われ、そこに人と人との絆が生まれ、その絆がさらに大きな活動への原動力となっていく。そのことを、身をもって体験するとてもいい機会となりました。
このような有意義な経験を得ることができたのは、普段よりご支援いただいている皆さま、そしてスポンサーの皆さまのおかげです。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。今後も、このカンファレンスでの経験を生かし、さらに充実したボランティア活動の場を提供できるよう努力してまいります。(レポート:戸賀崎聖子)